目黒区の保育園入園状況:「保育所入所不承諾通知書」が届きました

先週、目黒区福祉事務所から通知が来ました。「保育所入所不承諾通知書」です。

つまり、目黒区の認可保育園に入所出来ないことを示す通知書です。不承諾の理由は「選考の結果、入所出来ませんでした」で、この処分にに不服がある場合は、60日以内に目黒区長に対して審査請求を、6ヶ月以内に目黒区を被告として取り消しの訴えの提起をすることができるとのこと。

って、「処分」かよ。とか思いつつも、区役所の定型フォーマットでしょうから、そこに対しては深く問いません。とは言え、保育園に入れないことは死活問題でもあるため、状況を整理しておこうと思います。後の参考になることもあるでしょう。

正直なところ、自分は初動が遅かったことを反省しています。今年に認可保育園に入れることは難しかったかもしれませんが、来年に入園できる可能性をより上げるためには、もっと早く動けることがあったと思いますので。

■保育園の種類

現状、保育園には種類があります

  • (目黒)区認可保育園(公立、私立)
  • 東京都認証保育園(私立、公立)
  • 認可外保育園(私立?)
  • その他保育所(私立?)

基本、世帯所得によって保育料が定額で変化し、施設や規模も安定している認可保育園に入園させられることがありがたいところです。両親の職種や就労時間によっては認可保育園では対応出来ないケースもありますが、多くの社会人であれば、認可保育園に入れたいと考えている人が多いのではないかと思います。

一般的に言われる待機児童とは、上記すべて、およびベビシッターやその他代替策から漏れた児童のことを指すため、希望する保育園には入れず、遠方の保育園に苦労して送迎しているようなケースは含まれないため、適度な就労環境を保てずに苦しんでいる数はもっと多いでしょうね。実数は分かりませんが。

■目黒区認可保育園の申込状況と入園出来なかった場合の対応

現時点での4月の入所状況は、目黒区認可保育園の状況が固まっただけで、認可外保育所を始めとする各種保育施設の入所状況が固まっていないため、待機児童の数字までは分かりませんが、目黒区認可保育園の入園申込状況は固まっているため、0歳児に限って整理すると下記のような状況です。

  • 希望合計:402人
  • 入園可能数:246人

ということで、156人が目黒区の認可保育園には外れた形になります。では、外れた人間はどうするかというと、目黒区の認可外の保育園に入所するか、育児休業を延長/継続することで、次の機会を待つことになりますが、状況はそう簡単ではありません。

認可外保育園以外の選択肢は下記の通りです。

  1. 認可外保育所に入所(東京都認証保育園、その他認可外保育所
  2. ベビーシッター
  3. 保育ママ(目黒区が推進している育児精度)
  4. 個人
  5. その他(ベビーホテルなどその他施設)

と、選択肢が色々あるように見えるのですが、受け入れ可能時間や費用を考えると、実質は1.しかありません。1.を選択したとしても、その月額費用を考えると、個人の収入額は継続して育児休業を取得する場合と変わらないくらいになってしまうため、金銭的な入所価値はないのですが、問題は次年度(1歳児)の認可保育園の申込状況です。

0歳児の申込状況と比較して、1歳児がどうなるかというと

  • 希望合計:502人
  • 入園可能数:227人

と、状況は悪化します。

今年入れなかったからと言って何となく来年まで待つと、さらに入所出来ない可能性があるわけですね。ほっとけない理由はまだあります。認可保育園の入園選考には基準があります。詳しくは「目黒区認可保育園 入園の選考」をご覧になって頂きたいと思うのですが、基本的な選考指数と加点状況、さらに、入所選考基準指数が同位になった場合の優先順位があります。来年に入所するためには、今年中にこの指数をどう上げるか、そして、同位になった場合の優先順位をどう上げるかにかかってくるわけですね。

上記リンクにはあれこれ書かれているのですが、普通に共働きをしていると、大体横並びですが、大きな要素としては、下記の通りです。

  • 基準指数は両親合わせて40点
  • 加点要素は0歳児だととくになし、1歳児だと+2点(既に認可外保育園に入所している)
  • 認可外受託認定日が早い

その他、各種基準はあるのですが、自分でコントロール出来る点はその程度です。結果的に世帯所得が減ったり、急遽親と住むことになったりといった例外がなければ、優先順位を上げることは中々難しいでしょう。

ということで、認可保育園に来年入れるためには、できるだけ早い時期に認可外保育所に入れておく必要があるわけです。私が反省しているのはこの点ですね。多くの認可外保育所は、前年の11月あたりから募集を開始しているため、その時期に即入所申込をすれば、それなりに入所出来る確率は高かったと思います。現状はどの保育所も空き待ち状態になっているため、4月からの入所は難しいでしょう。なんとかどこかの月で入れるような動きを継続してすることが、とりあえずの行動です。

来年4月に0歳児で入園を希望する方は、認可保育園の入園選考結果がでる前に、認可外保育所の入所手続きを開始することをお勧めします。

■認可保育園の選考で嘆願書は役に立つか

気になっていたことをいくつか区役所で聞きました。

先輩パパ、ママに聞いていると、保育園の申込時に保育園への入所させなければ行けない理由を別書類として提出するのは「常識」のように言われます。改めてそれを確認してきたのですが、こと目黒区認可保育園に関して言えば、嘆願書の効力は全くないそうです。ただ、これは目黒区認可保育園の場合であって、私立である認可外保育園に関しては、感情的要素を含めることが許されているため、嘆願書や継続的な訪問が効果を発揮する可能性もあるとのことでした。

■入園希望保育園の希望順位はどう働くか

今年の選考時における私たちの順位は「213位」でした。今年の1次内定者が243人ですので、条件によっては入所出来ていたことになります。全ての保育園の第一希望者数も公開されているため、私は入園可能数よりも第1希望数が少ない保育園を第1希望にしていれば入園できたのかと考えたのですが、それは違うようです。

選考は、全入園希望者全てに順位をつけた上で、上位者から保育園を振り分けていくそうです。順位が下であれば、第1希望をどの保育園にしたとしても関係ないわけですね。逆に、希望する保育園を山ほど記載しておけば、入所出来る可能性が上がるということです。極端な話、私が全ての保育園を記載しておけば、目黒区のどこかしらの保育園に入所できたということになります。

■というわけで

当事者になって分かったことですが、保育園を取り巻く環境は楽観できません。個人的には、待機児童の状況が目黒区より厳しい区で、身近な人間が比較的容易に認可保育園に入れていた状況もあり、楽観視していたところもあります。いやはや、甘かったです。これからの人は決して楽観視せずに行動した方がよいかと思います。

そして、全く状況が好転していない私たちがどうするかというと、認可外保育園に入所するために保育園をストーキングするかの如く通い詰めたりしたいと思います。現状では大したことはできないのですが、やれることはやっておこうと思います。

■2014.1.24 追記:その後の話

この記事はときたま見てくれている方がいるようなので、その後の話を書いておきます。
「保育所入所不承諾通知書」が届いたその後の話 – yanotaka-memo

 

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