米国のクラウド/ソーシャルネットワーキングの「究極のパワーユーザー」事例を読んで感じたこと

CIO Onlineで今朝公開されていた記事です。

正式な本社を持たずITスタッフもいない米国ガーネット・コンサルティングの30人の常勤コンサルタントは、まさにこの業界におけるクラウド/ソーシャル・ネットワーキングの究極のパワー・ユーザーと言えよう。

引用元: オフィスレス時代の先陣を切るガーネット・コンサルティング – 業務プロセス改革 – STRATEGY – CIO Online.

究極のパワーユーザーとあります。

情報共有やコミュニケーションにYammer。提案活動や作業状況等の情報共有や実業務の推進にSalesforce.com。リクルート活動にJobsience(これは知らなかった)やLinkedInを利用し、Google Appsを利用することでドキュメントの作成/共有も網羅しています。

すべての業務をクラウド上のサービスを利用し、有償利用しているため、利用料は相応の額になっていると思いますが、利用人数が30名ですから、記事内にもあるように、同種のシステムをサーバーを上に構築して運用する費用を考えたら遥かに安価で構築できているのも事実でしょう。

この事例は、これらのサービスをフル活用しているという意味ではとても興味深く、国内でオフィスレスも含めて実施できている企業もそれほどないような気もしています(あったらすみません)。ただ、この記事を読んで自社での実現が不可能だとは思わないでしょうし、この記事に近い働き方をしている企業もあるのではないですかね。

個人的には、米国でのオフィスレス+各種サービスの「究極の」利用事例として30名規模の企業の事例が記事になっていることにちょっと安心しました。一歩二歩は遅れているかもしれませんが、果てしなく遠い差ではない。そして、これらを実現しているのがクラウドサービスですから、国内の企業であれ「やる」と決めてしまえば、即実施要素も多いのではないかな。と。これが、数千人、数万人の規模で実現されていたらビビりますけど。

オンプレミスのパッケージ導入が中心の時代においては、米国での事例を国内で実施するためのタイムラグは大きかったのでしょうが、現在は導入のための技術的な障壁はクラウドの力によって大分小さくなっている。やろうと思えばすぐに出来るわけですよね。

国内での同種の利用事例がどのタイミングで出てくるのか、今後の興味はそんなところです。

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人との議論も情報の受け止め方も、常にバランス感覚を持って受け止めたい

議論に強い人」とは、相手を論破できる人のことではない。もちろん論破しても構わないんだけど、大事なのはその後、その後。お互いの利害関係を整理して、双方の納得できる最適解を見つけ出せる人。それが真の意味で「議論に強い人」である。議論に強い人には、三つの資質がある。

 

1.好奇心があること

2.感情的にならないこと

3.どんな人の意見も等しく尊重できること

 

要するに一言でいえば「大人になれ」ってことなのだろう。ずぅっと子供でいたいピーターパン症候群患者の私だけど、こういう部分だけは大人でありたいな。

 

引用元: 議論に強い人の3つの特徴/あいつは幼稚だと言われないために。 – デマこいてんじゃねえ!.

時たまこういう記事を読むと、自分を顧みるよい材料になります。物事を進めるのに相手を論破することはそんなに重要ではなく、論破して進めたとしても心情的なわだかまりを残してしまうため、結局大したパフォーマンスは出なくなってしまう。

こういった会話の場だけでなく、情報を受け止める際も同じなんだと思います。人間は経験の積み重ねに寄って成立している生き物なので、情報を得たときに自分の経験の枠に当て込んで解釈してしまうのは仕方がないのですが、それが偏り過ぎてしまうと見当違いの認識をしてしまいます。また、見当違いであることを自己認識できないままでいると、いわゆる裸の王様のようになってしまうわけです。

そう言った状況を軌道修正する上でもこの記事の様なことは重要で、それが出来ればその時々の解釈が異なっていたとしても、微調整を重ねて自然なバランスに戻れるのだろうなと。

気をつけなければ。

 

「グーグルPC」が9月に日本上陸 – 日経コンピュータReport:ITpro

ほかにも企業の導入を促進するための施策を用意する(図)。その一つが、月額払いの料金プランだ。端末1台当たり月額27ドル(エイサー製品の場合)で利用できる。同プランにはSaaS形式の端末管理機能に加えて、3年ごとに端末を新製品に交換できるといった企業向けサービスも付属する。ソフトとハードを含めたクライアント環境全体を、サービスとして利用できるようにしようというわけだ

引用元: 「グーグルPC」が9月に日本上陸 – 日経コンピュータReport:ITpro.

やはり、どちらかと言うと企業向けを押していくんですかね。国内大手企業等で導入決めたら尊敬しますけど、そう簡単には行かないのだろうなぁ。すべてのPCをChromebookに置き換えるのでなければ、運用できるかできないかで言ったらできそうな気もしますけど。

BlackberryのGoogle+用のクライアントが出るのか。しかし。。。

Google+のコメント欄で教えてもらいましたが。

BB用のGoogle+用のクライアントは8月2週目以降にリリース予定だそうです。

これでようやく写真がアップできるようになりますね。

引用元: Google+用のクライアントは8月2週目以降 – BlackBerry FanSite.

やはりBlackberryのクライアントも公開されるのですね。さすがはGoogle。しかし、私のBlackberryのメモリ空き容量(アプリケーションメモリ)はすでに限界にきてるんですよね。 入れているアプリの数は5つくらいなのですが。。。

Blackberry for Facebookの最新版を利用するためにOSを4.6から5.0に上げざるを得なくなったのですが、それによってアプリケーションメモリはより逼迫してしまいました。そろそろ限界にきているような気がします。

電子チラシポータル「Shufoo!」がTポイント導入:MarkeZine(マーケジン)

付与の対象となるのは、「Shufoo!」の新規会員登録で5ポイント以上、チラシ閲覧1回あたり1ポイント以上、広告を1クリックあたり1ポイント以上など。ポイント数は、時期やチラシ、広告によって異なる。

引用元: 電子チラシポータル「Shufoo!」がTポイント導入:MarkeZine(マーケジン).

オフィスの地下一階がam/pmからファミリーマートに変わったことによって、Tポイントカードの利用頻度が急に上昇しました。コンビニなので小さな買い物しかしませんが、積み重なると馬鹿にできないのがポイントのありがたさで、忘れたころに溜まっているポイントに気づくのはうれしいものです。

この電子チラシポータルはShufoo! は、前から知ってはいたのですが、さらっと見て放置していました。引っ越した直後で自分の生活範囲が確定していなかったせいもありますね。

改めてみてみると、近所の東急系のスーパーマーケットやマツモトキヨシ、ダイエー等のチラシが掲載されています。ここ最近の自分の買い物の範囲をほぼ網羅しているではないですか。その上、今後参照だけでもポイントがちょっとでもつくのであれば、参照しない手はないと思ったわけです。

一部の新聞しか聞いていないですが、現在、新聞の折り込み広告の収益は、減少の一途をたどっていると聞きます。それが、町の店舗の懐が厳しいからなのか、その効果に疑問符がつき始めているのかはわかりませんが。個人的には、折り込みチラシのために新聞購読を使用と考えていた時期もあるくらいなので、このサービスは活性化してほしいと思います。

普通に便利な、普段使いの風呂敷のススメ

Googleの法人向けプライベートイベントのGoogle Enterprise Day 2011(GED)の来場者アンケートに答えたら、それに対する景品として綿風呂敷をいただきました。なかなかいいセンスしてます。綿風呂敷は日本らしい手土産というだけでなく、手ぬぐい等と比べると意外と実用性が高いと思っています。ただし、実際にGEDで風呂敷を手に入れた方々が、この風呂敷をどれだけ使っているのかは分かりませんが。

ということで、このブログで書いていることとは少々毛色が異なりますが、ちょっと風呂敷について紹介してみようかと。せっかくもらったのに使わないのではもったいないので、この記事を読んで風呂敷に興味を持った人は、是非使ってみてください。

普段使いができてエコな風呂敷

自分が風呂敷を普段使いし始めたのは、今から5,6年前だったと思います。恵比寿ガーデンプレイスの三越内に京都 掛札が出店していたのがきっかけ。そこで、それまで持っていた風呂敷のイメージとは異なる柄の風呂敷を多数見せてもらい、同時にその利用イメージの写真や多彩な包み方を教えてもらったわけです。いくつかHPに掲載されている写真を勝手に載せてしまおう。

ここに写っている包み方は、トートバックドロップバックだと思いますが、こんな用途に魅せられて、その場で即購入しました。実際に自分が最も多用したのはドロップバックで、この形で利用すると、外出時のちょっとしたバッグの代わりにもなりますし、買い物のときにはエコバックにもなります。もちろん、ただの風呂敷なので、ほどいて畳んでしまえばかさばらず、旅行に行くときに携帯するにもとても便利。次の写真のように、荷物を仕分けるのに利用してしまえば一石二鳥です。

昔であれば、大判の風呂敷で布団や座布団を包んで保管したり、手土産を包むのに風呂敷を利用したりと、様々な局面で風呂敷が使われていたと思いますが、現在日常生活で風呂敷を使う人を自分はあまり見たことがありません。でも、上記の写真のようなデザインだったり使われ方だったりを見ると、ちょっと風呂敷を使ってみたくならないですかね。ならないかな。でも自分はすごく使いたくなりましたし、実際に激しく使ったわけです。

風呂敷を使う上で重要な「結び方」
以前、会社の同僚の送別会でワインをプレゼントしたことがありました。その際に、ワインと合わせて風呂敷を購入し、ワインボトルを包んだ上でプレゼントしたことがあります。その風呂敷がその後使われたかどうかはやっぱり分からないのですが、風呂敷を購入した店で教えてもらった風呂敷や紐の結び方は、その後の日常生活でとても役に立ってます。それが下記の本結び。

真結び(本結び):http://www.kakefuda.co.jp/wrapping/wrapping_01.html#wrapping_01

弁当をハンカチとかで包む際に、結んでいる向きに対して結び目が縦になってしまうことがあると思うのですが、それは縦結びと言って誤った結び方です。縦結びにしてしまうと、ほどけやすくなってしまい危険です。この真結びは、風呂敷を利用する際だけでなく、日常生活で紐をほどけないように結んだり、ゴミ出しの際のごみ袋を閉じたりする際にとても役に立ちます。昔の日本人にとっては常識だったのでしょうが、自分は知りませんでした。

真結びは両側から引っ張る力にはとても強く、引っ張れば引っ張るほど強く結ばれます。にもかかわらず、結び目を解くのはちょっとした工夫で簡単にほどけるようになっているのが驚きでした。昔の人は、紐を必要な長さに切って、余りを捨てるのではなく、真結びを使って結んだりほどいたりしながら再利用していたそうです。なんて賢い。

京都 掛札のサイトだけでなく、色々な風呂敷のサイトで用途に応じた包み方が乗っていますが、基本はこの真結びで、これさえ覚えておけばまあ、包み方を見ながらなんでも包めるでしょう。

個人的に好きな「モノ」への愛着とこだわり

最後に、京都 掛札のサイトから風呂敷の文化に関する抜粋をご紹介。

せっかく苦労して織り上げた布も、いったん切って袋に縫ってしまうと、それはもう袋としてしか使えなくなるのでもったいない。そのままの形で使うと、応用しだいで物を包んだり何かに掛けたり敷物にしたりできる。いま流行り(笑)の「もったいない」の精神から、一枚の布を臨機応変に使うという発想が生まれたのです。まさに風呂敷の使い方ですね。農耕民族が立体よりも平面の文化を発達させたのは、こういった理由から来たのかも知れません。
引用元: 風呂敷について|風呂敷いろいろ 京都 掛札.

価格を見てもらうと分かると思うのですが、風呂敷はそれなりに高価です。それは、手織りの生地に手染めだったりするからだと思います。掛札で販売されている木綿風呂敷は、布は既製綿で、染めが手染めといったところでしょうか(未確認)。

高価とは言っても、普段使いのバッグを買うと思えば安いですし、その他複数の用途で使える先人から受け継がれた工夫と文化、そして、そう使ってほしいという現代の作り手の想いもあります。

自分はそういった“うんちく”や“こだわり”が大好きで、自分が使いたいと思うだけでなく、応援したいとも思ってしまったりもします。

この週末、第一子の出産に伴って病院に泊まり込むに当たって、着替えや、普段使いのバックに入らない小物を入れたりするのにGEDで頂いたGoogleの風呂敷を使ってみて、改めて風呂敷の便利さを再認識したわけです。

ただ、このGoogleの風呂敷はエコバッグやドロップバッグとして使うにはちょっと小さめです。この記事で紹介している写真のような用途で使う場合は三幅(105cm x 105cm)位の大きさの風呂敷を使うとちょうど良いので、機会があれば試してみてください。

個人的には、風呂敷が流行って、スーパーやデパートのオリジナルエコバックではなく、オリジナル風呂敷とかを販売してくれた方が、その後の使い回しが効いて嬉しいなとか思います。

来ないかな。そんな未来は。

寡占状態が生み出す並行世界が実現する理想的なネット社会

昨日紹介されて、閉じた話だけで終わるのは勿体ないと感じたのでこちらにも転記。既存のWebをインフラとしたエコシステムが終焉を迎えつつあり、各サービスの意志に依存したエコシステムが、それぞれ異なる世界や市場を作り出すようになってきているという話。

もう少し砕くと、インターネットをインフラとしたWebサービスが産業としての成熟期にさしかかり、一部企業による寡占状況に突入するであろうということ。そして、APIとiPhoneアプリの台頭により、Webサイトそのものから後者のようにセミ・クローズドなアプリにパワーシフトが始まっているというような趣意のことが述べられています。

引用元: Niche Media Lab : ニッチメディアラボ: WIRED「The Web Is Dead.」: 「Webの死」短観.

ネットを扱った近未来系なSFは、みなそのコントロールされた部分まで含めてインフラになることで実現された世界だ。従来のWebが死んだわけでなくインフラの捉え方が一階層上位にシフトしてきている。一番近い位置にいるのがfacebookで、社会主義国である中国は、中国内部でそれを実現できる可能性を持っている。

昔のwebは情報の軸が情報そのものであったのにたいして、いまは人になり、それが入り交じることでより現実に近くなってきている。

映画で表現されていることの多くはいま起きている競争が一社の寡占状態になることを前提に描かれていて、そんなことは現実では不可能だと思っていたが、facebookをみていると、まんざら不可能でもないと思えてくるし、facebookを軸にさえすれば既に実現できることもある。

無理矢理寡占状態のインフラを利用することで未来のスタイルを実現し、新しい世界を見せてしまうと言うのもひとつの手段ではある。と、考えてしまう。

オープンであることが是であるとされたWebの理想主義からすれば、文学的な意味で「Webは死んだ」のかもしれません。Webの夢見る開拓時代は終わり、ウルフ氏が文中で引くInteractive Advertising Bureauのランドール・ローゼンバーグ氏言うところの「誇大妄想」的な起業家(地球規模のサービス提供みたいなことを言う者を指す?)による奮迅がWebをダメにしたという死亡通達ととれなくもありません。

引用元: Niche Media Lab : ニッチメディアラボ: WIRED「The Web Is Dead.」: 「Webの死」短観.

各サービスが生み出すエコシステムを、それぞれ並行世界と捉えれば、その中での理想状態をつくりだす、もしくは作り出したくなると考えるのは自然なことかもしれないし、そうでもしないと実現できないことも多々ある。

Appleがアピールするライフスタイル。すべてのデバイスで同一の体験を実現しようとするFacebook。すべての情報を整理整頓しようとするGoogle。それぞれが理想を持ち、それに突き進んでいる。

商売や市場としての側面がクローズアップされがちだが、利用する側からしてみれば、それらが生み出す世界の方が重要で、誰がどう儲けるというのは大して問題ではない。ただ、それらに浸かる人が多いほど、商売は勝手についてきているわけだから、巨大な並行世界を作り上げることができる企業が勝者となるのも、また真。

また、自分たちがそのすべてを作り出せないのであれば、もっとも理想に近い世界に乗っかるというのは、商売としてもそうだが、自分の想いをのせる意味でも考えても良いことのような気もする。